おっさんずクリニック

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怒る前に読んでみて!怒りに感情を支配された時の本当の理由

 

仕事関係・家庭環境・友達関係など、日常生活の中で「自分の思い通りならない」「こんなに私はやってあげてるのに」「なんで俺の気持ちが分からないんだ」など、ついつい怒ってしまうことは多いですが、ちょっと待ってください。

その怒りは本当に相手のせいですか?

 

 

 人はなぜ怒るのか?

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思い通りにならないことや、自分が期待したことが叶わないとき、人は怒りを覚えその怒りの矛先を、対象の人やそばにいる人にぶつけてしまいます。

しかし、よく考えみてください。

世の中で自分の思い通りに100%生きている人は居ないし、自分が期待した通りに相手が動いてくれたり、期待通りの結果が得られている人など存在しないのではないでしょうか?

では怒る人と、怒らない人の違いは何なのでしょう?

 

「気が短いか否か」

そんなことは言われなくても分かっていると言わないでください。

実は会社おける上司部下の関係・男女間の関係・ライバルとの関係・友人との関係など、挙げたらキリはありませんが他者との関係において、必ずどちらか一方が面倒なことを引き受ける立場になるものです。

そして、その人たちは往々にして気が短い人なのです。

気が短い人はどういう状況や場面においても、感情的にその事柄に反応して声を荒げてしまうのです。

そのため、普段は反応しないようなことでも手間のかかる煩わしい事と認識してしまい、常にイライラしているのです。

 

「自分の力を試したい」

怒りを直接に暴力や罵声に変える人は、攻撃的な性格で暴力的な性格だからではありません。

ましてや誰かを傷つけるのが好きだったり、苦しめるのが好きだったりするわけでもありません。

暴力や罵声を浴びせたりすることで自分の力がどれ程のもので、相手に対してどれだけの力が及ぶのかを試したくて怒っていることがあります。

仕事で疲れて帰ってきたのに家に帰ったらご飯の支度もされてなかったり、相手に頼んだことがやってなかったりした時に、相手が素直に謝ってくれれば怒らない様なことでも、反論されたり出来なかった理由を言われると、怒りスイッチが入ってしまうのは、相手が、思い通りに行動しなかったことに腹を立てているのではなく、自分の力が相手に及んでいないことに対して、腹を立てていることが往々にしてあります。

 

「自分を正当化したい」

誰もが自分は正しいと思って行動しています。

しかし、それが否定されることで承認欲求は満たされず、相手を攻撃することで自分を正当化し承認欲求を満たそうとします。

承認欲求は相手から認められたい・社会に認められたいという他者承認と、自分自身で自分を認める自己承認があります。

そして、その欲求の根底は人から必要とされたい・理想の自分になりたいという潜在意識の表れで、それが叶わなかったり阻害されることで怒りとなります。

 

怒りはコントロールできる

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大抵の人は、自分が怒りっぽい・暴力的であることということに対して、もともとの性格で変わることのないものだと思っています。

その理屈には、もはや自分は大人であり成長しきった人間なんだし、人の性格は変えられないという思い込みがあります。

しかし、怒りは一過性の感情で、自分でどうとでも対応できるものです。

例えば「頭にきた」だから相手を怒るということは、自分自身が怒るという決断をして、それを表に出すことで成立します。

では、頭にきたとき怒りを別の形に変えて出すことも、怒りが消えるまで待つことも出来るのになぜ怒りを表に出してしますのか。

それは、「自分自身が怒ることを決めたから」ということにほかなりません。

つまり、何かの事柄に対して怒るという反応も、穏やかに反応するということも、自分自身がコントロールしているのです。

怒りの他に、悲しさ・妬み・恨みなどの負の感情も同じく、抱いた感情をどう表に出すかで、その人の性格を形どるのです。

 

自分で止められない怒りはどうすれば良いのか

怒りを、表に出すことが良くないことと頭で理解していても、自分でその感情を止められない方は、別の原因が考えられるかもしれません。

感情をコントロールする方法は、考え方自体を変えることで出来ますが、肉体的・精神的な疾患を抱えていると、感情のコントロールは上手く出来なくなります。

たとえば、重篤な疾病に罹患してる方や、うつ病や自律神経失調症等の精神疾患に罹患している方は、考え方を変えるだけでは怒りをコントロールすることは難しく、医師の適切な判断が必要なケースもあります。