おっさんずクリニック

パニック障害にも負けず・加齢にも負けず・老後や男ひとりのバツイチ生活の不安にも負けず・夢の実現が出来る者になりたい

40歳からは絶好調の日が無くなっていく

 

「頭が痛い」「背中がかゆい」「擦り傷が出来た」などの症状は、若い頃なら1日寝れば翌日には治っていました。

しかし、30歳を越えた頃からなんとなく翌日まで引きずることが増え、40歳を越えたあたりから、毎日どこそこ痛いとかなんとなく不調という経験を皆さんは経験したことがあるでしょうか?

 

 

 30歳を超えてから体力が落ちたと感じたのは40歳への布石だった。

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30歳を超えたあたりから誰しも体力の衰えを感じ始めます。

しかし驚くなかれ、40歳になるとさらに気力の衰えが待っています。

そして、その気力の衰えは脳の問題と言われており、30歳をピークに脳内分泌物質のセロトニンが減少することがその原因の一つとして考えられています。

また、その頃から自律神経も乱れ始め、男性は30歳・女性は40歳から副交感神経の働きが低下し、交感神経が優位になっていきます。

交感神経が優位の生活を送っていると、血管は収縮し血液はドロドロの状態になっていきます。

その結果、内臓の機能は低下しホルモンバランスは崩れて、肌も髪もボロボロになっていき最後には身体も心も病気になってしまいます。

 

 30歳からの10年をどう過ごすかで40代が決まっていた

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30代の頃はなかなか気付かないのですが、食事や運動などの生活習慣や、睡眠や休息の取り方、モノの考え方を一度見直した方が良いのもこの時期です。

このことを30代でどう変えたかで、その先の40代・50代が大きく変化していきます。

 

身につけておきたい生活習慣

振り返れば30代の頃にやっておけば良かったことを挙げていきます。

もう一度戻れるなら、あの頃の自分に伝えたい。

 

ストレスをコントロールするために「あきらめる」という考え方の習得

あきらめるというと聞こえは悪いですが、物事を明らかにしてあきらめることは、精神的な不安を取り除くことと、頑張りすぎて心に負担を掛け過ぎることから、あなたを解放します。

そして「あきらめる」という考え方を身につけると、自律神経のバランスを整え、セロトニンの放出にも一役を買います。

 

7時間前後の睡眠時間の確保

睡眠のゴールデンタイムは、22時から2時といわれており、その時間に睡眠をとることが出来る方は良いのですが、就労時間の多様化により、その時間に睡眠をとることが難しくなっている現代においては、「ゴールデンタイムに寝なければならない」という考え方は、ストレスを増やすことにつながり、不眠の原因となります。

睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しながら、心と身体を休息させていることは、よく知られています。

しかし、最近の研究では、ゴールデンタイムに睡眠をとらなくても、7時間前後の睡眠時間をとることで、人の体はノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返し、ホルモン分泌や自律神経を整え、脳と身体の休息がとれることが分かってきました。

つまり、ゴールデンタイムに寝ることにこだわり過ぎずに、しっかり睡眠時間を確保することを優先して、自律神経のバランスをとることと、セロトニンの放出を促しましょう。

 

アミノ酸・タンパク質・糖質・脂質のバランスが取れた食生活

食べることは、副交感神経を活発にし、自律神経のバランスを整えますが、食べすぎや過食は、交感神経を活発にして自律神経のバランスを崩す原因となるので、注意が必要です。

また近年、糖質制限やダイエットによる偏った食生活も散見されますが、何事もバランスが大事です。肉類・魚類・野菜・乳製品・穀物類等バランスよく摂取することが、心も体にも必須です。

特にアミノ酸のトリプトファンは、セロトニンのもとになる物質で、体内では生成されないため、意識して摂取していきましょう。

 

週に1回以上の、有酸素運動と無酸素運動

定期的な運動をすることが、心と身体の健康を、支えることは知られていますが、特に有酸素運動は、セロトニンの分泌を促し、自律神経のバランスを整えます。

逆に無酸素運動による疲労は、セロトニン分泌を、抑制するといわれていますが、交互に繰り返すことで、息切れ・動悸などの、不安症状のコントロールをする練習には最適です。

 

 笑いを共有でき、ハグし合える相手を見つける

「笑い」がストレス発散になることは、よく知られていますが、笑いは、脳内においてもその活動を活性化し、セロトニンを多く分泌し、副交感神経を活発にします。

よく「こんな時に笑えない」とおっしゃる方がいますが、笑えない時こそ、積極的に笑いを取り入れていきましょう。

同時にスキンシップを取り入れると、その効果は飛躍的に上がります。

一番効果的なのは、彼氏・彼女や、旦那さん・奥さん、子供や愛犬・愛ネコとのハグです。

脳内活動の活性化によるセロトニン放出と副交感神経を活発にし、お互いの信頼関係の確認にもつながり、良いことづくめです。

 

 常にどこそこが痛い・調子悪い!それが40代の当たり前

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なんとなく身体が重い、やる気が出ない、頭が痛い、肩がこる等の、病院に行っても特に異常のない症状で、不定愁訴的な心と身体の不調は、主にセロトニンの不足と、自立神経のバランスの崩れからくるものです。

そして、このことを年齢のせいにして、無理やり頑張ったり、精神論で乗り切ったりすることは、心と身体のバランスを乱し、深刻な病気の原因となってしまうので、加齢によって起こっている不定愁訴症状を、科学的に理解し対策していきましょう。

 

心と身体の不調に、耳を傾けよう

まずは不調の症状に耳を傾け、病院で診察してもらいましょう。

精神的なものや身体的なものにしても、素人判断は思わぬ危険を招きます。

まずは専門の医師に相談して、その結果、原因が病気的なものでなかったときに、加齢による不定愁訴を解決していきましょう。

 

 40歳からの10年をどう過ごすかで、50代が決まる

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この記事を読んでいる方は、30代の頃に身につけておきたい生活習慣を、身につけてこなかった不摂生組、または、気合と根性論で乗り切った組かと思います。

しかしまだ手遅れということはありません、30代のことはあきらめて、この先のことを考えていきましょう。

もうすでに不定愁訴で悩んでいる方も、まだ大丈夫な方も手遅れということはありません。

人生80年時代は終わり、今や人生100年時代の長旅です。

40歳の道半ばで気づけたことに感謝し、今日から生活習慣を変えていきましょう。