おっさんずクリニック

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【ストレスが多い】と感じる人は必見!ホントの原因は変化だった

 

「強いものが生き延びたのではない、変化に適応したものが生き延びたのだ」

この言葉を聞いて、皆さんはどう思いますか?

「人間は、変化に適応する進化を遂げたから、今の地球に残っている」?

「環境の変化が、人を進化させた」?

 

生物の進化を紐解けば、

原核生物⇒水生生物⇒両生類⇒恐竜などの爬虫類⇒体毛を生やした鳥類⇒小さな哺乳類⇒ホモサピエンス⇒人

だいぶ大雑把な進化の過程ですが、地球の様々な環境の変化の中で、その変化に適応し、進化を遂げた人という種族が、生き残ったような解釈に見受けられます。

 

しかし、本当に人は変化に適応し、進化を遂げたのでしょうか?

 

 

変化に適応するという事とは

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諸説ありますが、進化論を唱えたダーウィンは

「強いものが生き延びたのではない、変化に適応したものが生き延びたのだ」

とは、言っていないようです。

その時代の環境の変化に対して、たまたま変化に適応が出来たものが、生き残ったという事実を述べたのが、ダーウィンの進化論という解釈が正しいようです。

 

恥ずかしながら、私は今までダーウィンの進化論を

「強いものが生き延びたのではない、変化に適応したものが生き延びたのだ」

と、長い間解釈してきました。

そして、それを掲げて部下にも

「変化に対応できなければ、生き残れないぞ」

などと、偉そうに講釈を垂れていました。

一見するとまるで

「今後の日本経済や世界情勢などを踏まえ、今までと同じような思考や手法では、生き残れないこと示唆して、変化に対応できる企業・人になりましょうよ」

と、まともなことを言っているかのようにも見えます。

しかし、本当は変化を恐れ、生き残れるかを不安に思い、ダーウィンの進化論をそのような解釈に仕向けたのだと、今になって気付きました。

なぜなら、変化をするということは、実はストレス以外の何ものでもないからです。

そして、そのストレスを抑え込み・手なずけようと、みんなで一生懸命に変化に対応しようとしていたのです。

あたかも、変化に対応できなければ、死んでしまうかのように・・・

 

そんな、職場に皆さんがいたらどうでしょう?

そうです、そんな職場にいた人達は、一生懸命に変化に対応しようと頑張っていましたが、変化に適応しようとすることに、心と身体のエネルギーを消耗し、ほとんどの人が疲弊していきました。

生き残るために進化しようとしていたはずが、実は絶滅の道を歩んでいたのです。

変化をすること・しようとすることで、逆にストレスが蓄積していたのです。

つまり言い換えれば、ストレスの正体は「変化」なのです。

 

現代社会におけるストレスとは

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その昔において変化=ストレスは、気候の変化や食べ物の変化だけだったのかもしれません。

しかし、現代社会においては様々な変化が、私たちの周りを取り囲んでいます。

たとえば

  • 社会生活や人間関係でのトラブルやプレッシャー
  • 家族や友人やペットとの死別や離別
  • 自分や家族や友人のペットの病気やケガ
  • 就業人としてのトラブルや変化(解雇・失業・減給・昇格や降格)
  • 金銭的なトラブル(借金など)
  • 自分や家族の取り巻く環境の変化(結婚や離婚・出産や育児・転勤や転校・入学や卒業)
  • 生活習慣の変化(サークル活動や趣味の変化・禁煙やダイエット)
  • 住環境の変化(引っ越し・新築や改築)

など、ストレスを感じる変化は、嫌なことばかりでなく楽しいと感じる事にもあります。

楽しいと思っていることでも、実は、知らないうちにプレッシャーを感じたりしています。

「~を頑張らなければならない」「~しなければならない」

など、楽しいと感じることの中でも、良い結果を期待するあまり自分の本音に対して、過剰適応状態を作ってしまうからです。

 

年代別ストレス変遷

ストレスの種類は、年代によっても異なり、年齢とともに変化していきます。

10歳から20歳

学校生活における、友達や先生とのコミュニケーションや、家庭生活における親との関係性が大きく変化するのもこの時期です。

また思春期でもあることから、異性との親密な関係を築いたり、トラブルが多いのもこの時期です。

心と身体のバランスが上手く取れないため、ストレスを多く感じる年代です。

20歳から30歳

就業人として、新しい職場環境に慣れなくてはならず、新しい業務や人間関係を築くことや、目標・ノルマの達成や上司の評価など、仕事上の課題に対して伴うストレスが多くかかる年代です。

また、就いている仕事と自分の適性が合っているか、自問自答することが多いのもこの時期です。

30歳から40歳

就業人として職場環境や人間関係にも慣れてきて、周りから期待される時期です。

その為、就労時間の延長や過度なプレッシャーで、ストレスが大きくのしかかるのもこの時期です。

また、私生活においては、結婚や出産などの変化もあり、会社でも家でもストレスを多く感じる世代です。

40歳から50歳

仕事上では、周りからの期待はさらに大きくなり、より難しい業務や困難な課題を与えられます。

また、部下や後輩の育成や、管理業務を行う機会も多くなることから、今までと違う業務内容に大きなストレスを感じる時期です。

さらに、上司と部下の間に挟まれ、人間関係のストレスを過重に感じる年代です。

私生活においては、子供の進学やマイホームの購入など、金銭的なストレスが増えるのも、この年代の特徴です。

50歳以降

会社内において、立場や業務内容に大きく差が出るのもこの時期です。

会社内において、意思決定権を持つ側と従う側に分かれるため、今までとは異なる人間関係にストレスを感じます。

また、定年後の生活が現実味を帯びてくるため、老後の生活や健康・住環境や配偶者との関係に悩むのもこの年代です。

 

ストレス判別の指標

人はストレスを感じると、様々な症状が心や身体や行動に顕われてきます。

自分の今のストレス状態を把握して、チェックをしてみましょう。

当てはまる状態が多いほど、変化が多すぎる状態です。

 

心理状態

ぐっすり眠っても、やる気が出ない。

常にイライラして、怒りっぽくなる。

原因がはっきりしないのに、常に不安を抱えてる。

何事にも関心が持てず、興味がわかない。

気分は落ち込み、前向きに考えられない。

 

身体状態

頭痛や肩こり・腰痛

眼精疲労

身体のあちこちが痛い

動悸や息切れ

食欲低下や過食

便秘や下痢

不眠

 

行動状態

仕事上の失敗やうっかりミスが増える

家族や友人といても会話が減る

外出することが億劫になる

ギャンブルや喫煙・飲酒が増える

清潔感が無くなり身だしなみが悪くなる

遅刻や無断欠勤

 

ストレスを緩和させるには

 

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ストレスを緩和させる一番の対処法は、変化を調整することです。

人としての生活を営んでいれば、変化を避けて通ることはできません。

しかし、心と身体の状態が万全ではない時の変化は、精神的・肉体的に大きなストレスを与え、健康への影響が懸念されます。

変化を避けることが出来ないときは、十分な休息で心と身体が万全な状態で、変化を受け入れることが望ましいでしょう。

また、変化が重なって訪れるときは、出来るだけ時期をずらすなどして、ストレスの緩和に努めましょう。

そして、変化を受け入れる精神的・肉体的な容量を上げるために、栄養のバランスが取れた食事・定期的な運動・質の高い睡眠を心がけましょう。