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【2020年に到来?】【AI(人工知能)化】で「奪われる仕事」と「奪われない仕事」

 

かつて社会構造が、狩猟採集社会から農耕社会になった【農業革命】や、手工業がメインであった綿織物が工場制機械工業になった【産業革命】など、今までも大きな時代改革がありましたが、ここ数年でそれらと同じくらいの大きな改革が来ようとしている事実をご存知でしょうか?

 

そして今来ようとしている革命は

「AI(人工知能)革命」なのです。

「IT革命」が叫ばれて久しいですが、その後「ICT」「IoT」などの技術革新は進み、遂には人工知能「AI」の時代へと突入しているのです。

 

近年、日本では少子高齢化が原因で人材不足が顕著になってきたことを受け、人材を集める方策とは別の次元で「車の自動運転化」「セルフレジ化」「ペッパー君」など、人材不足を補うための方策が各企業で盛んに採用されています。

まだ完全ではありませんが日産の自動運転や、GUやユニクロのセルフレジ、はま寿司のペッパー君など、AI化に向けた動きが身近なものになってきたように感じます。

これらの動きは近い将来、仕事を奪われるかもしれない・または既に奪われたという人を増やすのかもしれません。

また、厚生労働省の発表でも、近い将来日本の労働者の49%は「AI」によって仕事を奪わるかもしれないと予測しています。

www.medialink-ml.co.jp

「人工知能なんて映画の世界だけでしょ?」

と言っていたことを、懐かしむ時代になるのかもしれません。

そして「AI化」が本当に進んだ時、かつて農業革命や産業革命のときと同じように「奪われる仕事」と「奪われない仕事」が生まれるのかもしれません。

 

 

「AI(人工知能)」とは

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AIとは人工知能と呼ばれているので、知能を持っているかのように感じるかもしれませんが、今の段階ではどこまでいってもコンピューターです。

 

コンピューターとは直訳すれば「計算機」です。

つまり、計算しているだけで言葉の意味を理解している訳ではありません。

 

「Siri」や「アレクサ」に話しかけてもその言葉を理解しているわけではなく、理解したフリをして過去の統計と確率から計算して、的確な言葉を機械的に選んでいることはご存知の通りです。

その証拠に、長文や思考を要するような問いかけをすると「理解できません」とかトンチンカンな返事をされたことがあるはずです。

 

つまりAIが出来ることは、所詮計算することだけなのです。

 

「AI」の得意分野

「所詮計算するだけ」と言いましたが、AIは電卓やパソコンとは違います。

世界中の膨大なデータを基に「確率」と「統計」と「論理」を駆使して、答えを導き出します。

 

「確率」と「統計」は数学を学んだ人ならなんとなく分かると思いますが、AIでいう「論理」は国語的な意味の「論理」ではなく、「A=BかつA=CならばB=Cである」という数学的な意味合いです。

 

つまり、ビックデータに基づいて「確率」「統計」「論理」で答えを導き出せるモノに関しては、もはや人間がAIに敵う余地はありません。

 

例えば、お正月など交通機関が混み合う時に、A地点からB地点までの道程を最短時間で到達する方法を導き出すとか、病気の患者の状態を数値化して入力することで、最適な治療方法を選択するなど「確率」「統計」「論理」で判断できることは大得意です。

 

「AI」の苦手分野

反対に苦手とすることは、新しくモノを生み出す・相手の心の機微を汲み取る・人の心情に働きかける、など創造すること(想像力)や人間力(コミュニケーション)や言葉の意味を理解すること(読解力)は苦手です。

 

例えば「岡山と広島を応援しに球場に行った」という文章があった場合、コンピューターは「広島」を「広島君」と判断しますが、それが人間であれば、話の前後やその人の趣味嗜好を知っている場合「岡山君と広島カープを応援しに球場に行った」と理解します。

ところが、コンピューターは「岡山君と広島君を応援しに球場に行った」と判断するかもしれません。

 

「奪われる仕事」と「奪われない仕事」

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時代改革の時には必ず衰退する仕事と隆盛する仕事が生まれます。

「AI改革」が到来したときどんな仕事が衰退し、隆盛するのでしょうか?

 

【奪われる仕事】

【タクシー運転手などのドライバー】【マニュアル通りの接客・営業職】【弁護士や税理士や会計士】【経理などの事務職】【製造業における単なる作業員】など。

上記の職業がすべてが奪われるわけではありません。

例えば、高齢者専用の乗車補助や荷物運び付きのタクシーなどは今後も需要がありそうですし、相談相手の気持ちに寄り添い心情を汲み取る弁護士や、業務改革を実践できる事務職など、AIでは出来ない「創造力」「コミュニケーション力」「読解力」を必要とするそれらの付加価値を付ければ、そこには新たなニーズが生まれるはずです。

 

【奪われない仕事】

【保育士】【カウンセラー】【介護職】【マニュアルが適用できない接客・営業職】【人事や総務】【製造業における機械のシステムエンジニア】など。

人の機微を汲み取る仕事や、人をモチベートする仕事は今後もAIには奪われないでしょう。

ただし、定型の悩み相談やマニュアルで成り立つような業務内容は、上記の職業でも無くなっていくでしょう。

例えば、お客様の真の要望を汲み取り商品を提案するような接客業は、AIに奪われることは無いですが、決まったメニューから商品を選ぶような接客業はAIに取って代わられるでしょう。

また、介護職においてもコミュニケーションを主体とした介護施設は残りますが、機械的な食事介助や入浴介助を行なっている施設はAIに取って代わられるかもしれません。

 

「AI時代」の就職活動や転職

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就職活動や転職活動をしている方は、5年後10年後を見据えて、色々な職業や会社を検討していることと思いますが「AI革命」が起これば、「昨日の常識は明日の非常識」です。

今は隆盛を誇る職種や会社でも明日どうなっているかは誰にも分かりません。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?

 

つまりそれは、会社や業種や職種で「奪われない仕事」を選ぶのではなく、それよりも重要なことは、AIに仕事を奪われない人間になる、ということなのではないでしょうか。

 

小学校では、プログラミングの授業が必須授業として採用されるそうですが、プログラミンが出来れば、AIに仕事を奪われないわけではありません。

 

その昔、職人と言われる人がもてはやされた時代、腕の良い技術者や作業員は重宝されましたが、今はオートメーション化で機械がやる時代になりました。

つまり、プログラミングも「創造力」「コミュニケーション力」「読解力」が無ければただの作業で、最後にはAIに仕事を奪われてしまいます。

 

反対に、AIが苦手とする「創造力」「コミュニケーション力」「読解力」をもって仕事に取り組めば、既存の仕事もAIに奪われない仕事になります。

いつの時代も仕事は「人の力」が重要なのです。

「AI化時代」を生き抜くには

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「AI化」は人間から仕事を奪うだけのようなネガティブ発想をする方も多いですが、AI化は新たな仕事を生む側面もあります。

農業革命では「矢じりや槍」を作っていた人は、「クワや鋤」を作るようになったでしょうし、産業革命では手織り職人は減ったでしょうが、代わりに機械の整備工やオペレーターという新しい仕事が生まれました。

 

また、狩猟社会から農耕社会になった時も、狩猟自体が無くなったのではなく、産業革命で手織り職人が居なくなったわけでもありません。

ただその時代時代に合わせた狩猟と手織りになっただけです。

 

つまり、AI化で【奪われる仕事】と【奪われない仕事】の二極化で考えるのではなく、AI化で【変化する仕事】と【新たに生まれる仕事】という捉え方が良いのではないでしょうか。