くだらないと思われるかも知れませんが、いや実際くだらないのですが「離婚してひとりで生きていかなければいけない」となったとき、1番困ったのが背中の垢スリです。
もともとアトピー体質なので背中に薬を塗るときも困ったのですが、こちらはヨガの「牛の顔」のポーズを取ればなんとかクリア出来ました。
垢スリはそうもいきません。
ぬり薬は指が届けば辛うじて塗れますが、垢スリは力が掛からないと垢が落とせないからです。
温泉スパに併設されている垢スリ専門店に行くことも考えましたが、垢スリごときにお金をかけるのも憚れますし、なにより恥ずかしいという思いが先に立つというもの。
結婚していた時はこんな心配しなくても良かったんですけどね🤣
今回はそんな照れ屋なバツイチ独身でも「ひとりで垢スリ」が出来る方法をご紹介します。
そもそも垢スリしないとダメなの?
一般的に垢スリは、古い角質を取り除いて肌の新陳代謝を活性化させる効果があります。
実際には、必要な角質まで落としてしまうこともあり、肌のバリア機能を弱める原因になることもあるので注意が必要です。
垢スリをしても肌トラブルにもならない人もいれば、真っ赤になって痒くなる人もいます。
個人の肌の強さや垢スリをする力加減、垢スリタオルの素材によって変わるので垢スリ自体の効果は賛否両論です
間違いなく言えるのは、古い角質が取れてお肌がツルツルするのは気持ち良いという事です。
綺麗好きな日本人特有の感覚かも知れませんが、多少痛くてもこの体験をしたら垢スリは病みつきです。
アトピー体質の人は、ステロイド系の油分が多く含まれた薬を塗っているせいか垢が多く出るような気がします。
肌を清潔に保つため、余計に脱皮感覚を味わえる垢スリをやりたくなるのです。
垢スリをしないと、全身の皮膚に垢が溜まってしまうような気がして耐えられないんです🤣
人間の肌は、だいたい6週間くらいで皮膚の新陳代謝によって古い角質は落ちるそうです。
実際のところは、垢スリをしなくても毎日普通に洗うだけで自然に垢は取れるようです。
垢スリのメリット
生まれてから垢スリを1度もしたことがない人もいるようです。
むしろ若い人ほど、垢スリをしたことが無い人の方が多いのかも知れません。
日本における垢スリの歴史は古く、江戸時代には"あかすり師"なんて職業もあったくらいで、垢スリの発祥はローマ時代まで遡ります。
古今東西、歴史からも分かるように垢スリには一定の効能があるのは間違いなさそうです。
・美肌効果
肌の古い角質を落とすことで、皮膚表面はツルツル美肌に大変身。
やり過ぎは肌を痛める原因にもなりますが、お肌の新陳代謝サイクルが乱れたときは垢スリをすることで、ターンオーバーを整えることが期待出来ます。
韓国式エステが人気なのは、美を追求する女性ならではの理由からくるものです。
・体臭予防
こびりついた皮脂汚れや老廃物に、細菌が発生すると嫌な体臭となって匂いを発します。
加齢と共に匂いがきつくなるのは肌の新陳代謝が衰えることが原因と言われています。
垢スリをすることで、こびりついた皮脂汚れや老廃物を落とすことで体臭予防に繋がります。
・血行促進
専用の垢スリタオルで肌をゴシゴシ擦る垢スリは、古来から伝わる寒風摩擦と同じく血行を良くする効果があります。
やり過ぎには注意が必要ですが、肌への適度な刺激は新陳代謝を活発にして、風邪予防にも期待が出来ます。
垢スリの効果は色々ありますが、個人的には「溜まった垢がボロボロ落ちるのが快感🤤」ですね。
アトピー体質でも垢スリ大丈夫?
アトピー体質の人は、長年使用しているステロイド系の軟膏の影響によって、肌の新陳代謝サイクルが乱れがちです。
アトピー体質の人は医者から常に肌を清潔に保つようよく言われます。
アトピーの大敵である古い角質や老廃物を落とすことは悪いことではありません。
但し、アトピー性皮膚炎の症状が酷いときに垢スリをすると、かえって悪化することもあります。
垢スリによって肌に住んでいる良い善玉菌も落としてしまうのです。
アトピー性皮膚炎のお肌にとって、垢スリは諸刃の剣です。
特に、韓国式の垢スリタオルだとやり過ぎ禁物です。
ただでさえステロイド系の軟膏で肌が薄くなっているのに力一杯に垢スリをすれば"因幡の白兎"状態です。
垢の落とし具合は低くなりますが、垢スリタオルの生地を肌に優しい素材にすることで肌を傷めにくくなります。
ひとりで出来る垢スリのやり方
垢スリの基本的なやり方をご紹介します。
・身体を温める
身体を温めると皮膚が柔らかくなり垢が落としやすくなります。
湯舟に15分~20分くらい浸かるといい感じにふやけて垢が大量に出ます。
湯舟で温めるほかにサウナや運動後に垢スリするのもおススメです。
・垢スリ前に身体を洗わない
垢スリの前に石鹸で身体を洗ってしまうと垢が出にくくなります。
余分な油分や老廃物がない状態での垢スリは肌を痛める原因になるので止めましょう。
・垢スリ専用タオルを使う
普通のタオルでいくら擦っても垢はなかなか落ちません。
素材はレーヨン・綿・絹などがあり、垢が出やすい生地はレーヨンですが、表面がザラザラしているので強くやり過ぎると肌を痛めるので注意が必要です。
・小刻みに擦る
よく垢スリタオルで大きくゴシゴシ擦る人が居ますが、最初は優しく小刻みに擦りましょう。
強い摩擦で垢を落とすイメージというよりは、素早く擦るイメージでやると肌を傷めずに垢が落とせます。
・背中は長尺タオルor垢スリ棒
腕や足など手が届く部位は、ミトンタイプの垢スリタオルが使いやすいですが、背中の垢スリには向いていません。
ヨガの「牛の顔」ポーズが余裕で出来る人は可能ですが、背中に手が届かない人や身体が固い人には長尺タオルや垢スリ棒がオススメです。
ひとりで垢スリをする際に頭を悩ませる部位は「背中」ですが、離婚して初めて長尺タオルで垢スリをしたら、普通にボロボロ垢が取れました。
今まで人にやってもらうことしか知らなかったので、誰かに垢スリして貰わなくてもよくなったことでバツイチ独身生活の安心に繋がりました🤣
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