離婚したら気になる世間体。今の時代、人間性を疑われるようなことは少なくなりましたが、バツイチが良い評価や評判を受けることはありません。
今回は「離婚して受ける評価や評判」についてお話しします。
職場で受ける評価と評判
一般的に、離婚した人の特徴として挙げられる「忍耐力がない」「協調性がない」「ワガママ」。実際のところ、職場での評価や評判にどんな影響があるのでしょうか?
「数値化出来る評価」と「情意考課」で評価される人事考課表。離婚したらマイナス10点なんて評価をしている企業はあまり聞いたことがありません。離婚したことで「数値化出来る評価」に影響は及ぼしません。
「数値化出来る評価」は、売上目標の達成率とか与えられた課題に対する達成スピードなど、1~5段階で評価されたりA~Dランクで順位がつけられる評価です。
早い話、「あなたは具体的にどれだけ会社に貢献しましたか?」という評価です。プライベートでの生活が加味されることはほとんどありません。
問題は「情意考課」です。こちらは「協調性があるか?」とか「粘り強く取り組んだか?」など、上司のさじ加減でどうとでもなってしまう評価です。これに関しては評価をする上司の常識やあなたに対する感情で考課基準が大きく変わるのです。
つまり「離婚している奴はダメ人間」とか「家のことも管理できない奴に部下を管理することは出来ない」などの先入観がある人が評価すれば、どんなに仕事が出来ようがいつもと変わらない働きをしていようが、実際の働きぶりとは関係なく悪い評価を受けることがあります。
また、人事考課において評価をする上司は、各方面へ「その人の評判」をヒアリングすることがあります。この時「離婚してからイライラしている」とか「テンションが低くやる気がない」なんて噂話をされるものなら、間違いなく良い評価を受けることはないでしょう。
人事考課において「離婚した事実」によって直接低評価を受けることはありません。しかし事実とは関係なく「離婚したから受ける評判」によって、低評価を余儀なくされることがあるので要注意です。そうならない為には、努めて「明るく元気よく振る舞うこと」が大切です。
ちょっとした一挙手一投足で足元をすくわれないようにするしかありません。
プライベートで受ける評価と評判
プライベートで受ける評価と評判において、具体的に受けるのは悪い評判くらい。プライベートな関係の中では評価自体されることはほとんどありません。
面と向かって何かを言われるというより「〇〇さんのお宅離婚したらしいわよ」的な井戸端会議の格好のネタ。仲の良い友人なら面と向かって話してくれますが、とくに親密な関係ではない知り合いに、あれこれ詮索されるのは気分が良いものではありません。
影でヒソヒソ話されている位ならまだ良いのですが、意外と厄介なのが自治会など近所の集まり。ほとんどの方が既婚者の中でバツイチ独身者に居場所はありません。誰も話しかけても来なくなったり距離を置かれることも。これはかなりシンドイです😅
「人の噂も七十五日」です。プライベートで受ける評判は、時が過ぎるのも待っていれば解決することがほとんどです。辛抱強く待つしかありません。
落とした評価と評判をリカバリーする方法は?
良くも悪くも"人の噂も七十五日"。3か月もすれば、誰も離婚したことに触れなくなります。
「離婚したんだって?」
「ひとりで大変じゃない?」
「慰謝料払ったの?」
まるで嘘のように無くなります🤣
「俺、離婚したんだっけ🤔」くらいなもんです。
悪い評判は時の経過と共に薄れますが、落とした評価はそうもいきません。特に「離婚は悪」と思っている上司によって低評価を下された情意考課は、その後の昇給や昇格に少なからず影響を及ぼすからです。
では落とした評価をリカバリーするにはどうすればいいのでしょうか?
・上司が変わるのを辛抱強く待つ
・「数値化出来る評価」を上げまくる
・噂話好きの女性スタッフを味方につける
封建的な会社においては、離婚することで低評価を受けることがありますが、それをものともしない実績を挙げるか、周りを取り込んで味方にすることが出来れば、七十五日以降は良い評価を受けることも出来るでしょう。
独立独歩にひとり暮らす
"ひとりで立ちひとりで歩く"すなわち独立独歩。他人を頼らず自分が信じる道を自分の力で生きていくことこそバツイチ独身者に必要なスキルです。
会社や地域に所属せざるを得ないサラリーマンにはなかなか難しいことですが、周りから受ける評価や評判に影響されない生き方をしたいとつくづく思うようになりました。
・山の中の一軒家で自給自足ライフ
・ブロガーやYouTuberで独り立ち
・宝くじを当てて引きこもる
・他人を意にも介さない鈍感力を身に付ける
・将来平社員でも満足できるようにマインドリセットする
環境を変えるのかマインドを変えるのが「独立独歩」への近道。残りの人生悔いなく生きるためにベストチョイスを模索しています。