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孤独なバツイチ独身者は必見!【ひとり老後の終の住処】歳をとっての最適な住居とは?

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40代後半ではまだ早いと思われるかもしれないが、自分が死んだ後の始末をすでに考え出している。

 

このままひとりで暮らしていけば、間違いなく誰にも看取られることなく1人で孤独死するであろう現実を受け入れているからだ。

 

前回の記事でも書いたが、「同居の孤独死」のニュースを見てからというもの「終の住処をどうすべきか」が頭から離れない😅

 

 

老後の住居を考える前に

「健康寿命があと何年残されているのか?」

終の住処で頭を悩ませるのは、いつの時代もこのキーワードだ。

 

世間では、老後の住まいを考えるときに【持ち家VS賃貸】論争が繰り広げられているが、そもそも「最後まで看取ってくれる家族いる」、「健康で自分の面倒は自分で見られる」というのが前提であることを忘れてはならない。

 

人には、健康寿命と生存寿命がある。

人の介助なしに日常生活を送れる健康寿命と、人の介助なしでは日常生活は送れないが生物として最後を迎えるまでの生存寿命のことだ。

食品で例えるなら、賞味期限と消費期限の違いだ。

 

持ち家が良いだの、賃貸のほうが気楽だのと贅沢を言っていられるのは、自分の賞味期限がまだ到来してないからであって、賞味期限が切れてしまえば、特定養護老人ホームとか病院で残りの人生をベッドに縛られて生きていくしかないのだ。

 

つまり、老後の住居形態を検討するほとんどの人の終の住処とは、永遠に健康寿命があると思って選ぶ安住の住処のことだ。

 

最適なひとり老後の間取り

健康であることを前提に、最適なひとり老後の住居形態を考えてみよう。

 

まずは間取りであるが、お風呂場とトイレ、台所とリビングそれと寝室。必要最低限、快適に暮らせる間取りはこの程度で充分だ。あとは、認知症にならないことが前提だが、駐車場も必須だろう。

 

1人で暮らしていくなら、それほど広い寝室やリビングは必要はないし、台所もシステムキッチンなんて洒落たものは要らない。

 

必要なものは、掃除が楽に済ませられる「適度な狭さ」と、年金だけでも暮らしていける「維持費の安さ」だ。

 

快適なひとり老後の住む地域

1人で暮らしていくときに、頭を悩ませるのが住居を構える場所だ。

 

山奥で自給自足の暮らしや人里離れた海辺で釣り三昧。そんな暮らしに憧れはするものの、実際そういうところに住んでみると、歩いて行ける距離にスーパーやコンビニもなく老後の暮らしにはあまり向いていない。

 

体力が衰えた老後に、日用品が手軽に買えるお店も病院も近くにないような地域で生活することが、果たして快適な暮らしかどうかは火を見るよりも明らかだろう。

 

となると、現実的に「ひとり老後」でも快適に暮らせる地域として挙げられるのは

①地方都市の郊外

②徒歩圏内に生活に必要な商業施設がある地域

③個人医院でも徒歩圏内に病院がある地域

60歳を超えたら、この3点は外せない条件だろう。

 

老後の持ち家VS賃貸論争

長年この問題に答えが出ないのは、それぞれライフスタイルや年収の違い、住居に何を求めるのか、子供がいるかいないか、老後どういう暮らしをしたいかなど、様々な要因が人によって異なるからだ。

 

持ち家賛成派の言い分としては

・持ち家は資産になる

・住宅ローンを払い終わってしまえば家賃がかからない

・万が一孤独死しても他人に迷惑をかけない

・借り換えや契約更新時に断られる心配が無い

 

賃貸賛成派の言い分としては

・修繕費や固定資産税がかからない

・災害時や老朽化した際でも簡単に住み替えができる

・死んだ後に負動産を残さなくて済む

・住みたい地域や暮らしてみたい土地に容易に引っ越しができる

 

メリットだけを比べてみれば、どちらの言い分も納得できるものであり、持ち家も賃貸も甲乙つけがたい。正直、持ち家のメリットと賃貸のメリットの両方が欲しいというのが本音ではないだろうか。

 

となると、あとは消去法で、どちらのデメリットが受け入れ難いかを検討するに限る。

 

よく費用面で、どちらの方が支払い総額が多いとか少ないとか議論されるが、持家にしても賃貸にしても、生涯収入に占める住宅費の割合はさほど変わらない。

 

結局はところ、自分にとって「どちらの方が気持ち良く暮らせてストレスが少ないか」だけのことだ。

 

終の住処は「3つの坂」

長年住宅ローンを支払い続けるのは大変だが、払い終わってしまえば、そこから先の住宅費はかからないので、安心して年金生活が送れる。

まさに「終の棲家を手に入れた」と言っても過言ではない。

 

反面、高い固定資産税や修繕維持費などを払う必要がない賃貸物件は、毎月定額の家賃さえ払っていれば、家を買うときに必要な大金を用意する必要もないし、壁の塗り替えや給湯器の修理も大家持ちだ。その分、ゆとりある生活が送れる。

しかし、長生きすればするほど、年金生活者だと家賃負担は大きくのし掛かり、安心して老後の生活を送ることはできないかもしれない。

 

「今の暮らし」と「将来の暮らし」を天秤にかけたとき、持ち家と賃貸で頭を悩ませる人が多い。しかし、どちらを選んだにせよ最初に「上り坂」が来るのか「下り坂」が来るのかの違いだ。

 

そして、どちらを選んでも備え切れないのが「まさか」だ。

離婚して1人になったり、会社をリストラされるようなことがあれば、持ち家を購入したことを後悔するかもしれないし、80歳を超えてもいっこうに死ぬ気配がなかったり、契約更新や住み替えを拒否されれば、賃貸を選んだことを後悔する日が来るかもしれない。

 

最後に

結局のところ、どれだけあれこれと思いを巡らせ、あらゆるシチュエーションを想定したところで、人生の「3つの坂」にはあらがえない。

 

この世の中のすべてのものは、常に変化し消滅するものだ。今日と同じ明日が来ないのと同じように、未来永劫変わらないものなどこの世にはひとつもない。

 

だとしたら、ひとり老後の終の住処を考える時に、最も重要な指針となるのは

「今、自分がどういう暮らしをしたいのか」

「今、どういう住居形態なら安心するのか」

「今、持ち家と賃貸ならどちらが幸せなのか」

つまりは「現在」にクローズアップして判断すればいいだけの事かもしれない。

どういう選択をするにせよ「上り坂」「下り坂」はあり、「まさか」もあるからだ。