「一年の計は元旦にあり」ということで、2021年の抱負を考えてみた。
抱負とは、自らの心に決意や計画を持つことだ。抱負の「負」は負ける意味での「負」ではない。請負や背負う意味での「負」だ。つまり、「〜をしたい」とか「〜になれたらいいなぁ」位の決意や計画では抱負とは呼べない。
「コロナが終息したらハワイに行きたいから毎月3万円貯金する」とか「副業でまずは月1万円を目指してYouTube動画を毎日投稿する」など、目指すべき目標と具体的なプロセスを決意して、計画するからこそ抱負と呼べる。
元旦に立てる抱負は、まさに一年の計と言っても過言ではない重要な人生のプランニングだ。
40代後半戦の2021年は何をすべきか
一般的に40代後半というと、仕事に於いては重要なポストを任されている年代だ。
大企業に於いては早期定年制を採る会社もあるが、それでもまだ多くの企業で40代後半といえば働き盛りだろう。
ところが、40代後半ともなると人の身体は衰えていく。気力や体力はもちろん、記憶力や決断力は鈍り、老害と呼ばれ出すのもこの年代からだ。
40代前半で過労により身体を壊したおっさんずとしては、老害にならないよう中途半端なポストで今年も仕事を全うしようと考えている。
いまさら重要ポストに返り咲く気力もなければ、会社という組織に身を捧げる気にもなれないからだ。ただ日々の仕事を粛々とこなすだけだ。
もうお分かりかも知れないが、もはや人生における仕事のウェイトは、おっさんずの人生において重要ではなくなっているのだ。
では、仕事に回していた体力と気力を別に使っているかといえばそうでもない。
若い頃と違って身体を使えば2日後に筋肉痛に襲われるし、頭を使うとヤル気が戻るのに2.3日は掛かる始末だ。
そんな老体に鞭打ってなんとかスタートを切った2020年。ブログを継続出来たことと、密かにYouTubeデビューを果たすことが出来たことが、唯一の自画自賛ポイントだ。
2021年は、この自己満足とも取れるネット活動を軌道に乗せようと目論んでいる。特にYouTubeに於いては、1投稿したまま止まったままで一向に更新出来ずにいるので、まずは月に最低2本はアップしようと決意したところだ。
ブログに関しては、時間の取り方や作成時間の短縮に成功したので、投稿記事数をとにかく増やそうと考えている。
欲張ってアカウントを3つも作ってはみたものの、実質稼働しているのは2つだし、しかも2つ目はまだ数えられる程度の記事数しかない。
仕事に回すべき体力と気力を使ってでも、この活動を2021年はしっかりとした形にすべく計画中だ。
40代後半というと、人生で最もお金が掛かる時期だ。住宅ローンに進学費用、大人並みに食べる量が増えたことによる食費の肥大。家族分のスマホに季節ごと洋服代など挙げたらキリがない。
ところが、おっさんずは離婚してからといえもの、今まで生活が何だったのかと思うくらい無駄な出費が減った。
なんの事はない、子供の進学費を貯めなければいけない期日が差し迫って来ただけのことだ。しかし、おかげで貯金額は今までの人生で最高額を記録更新中だ。2〜5年後には全て無くなるお金ではあるが・・・
なので、2021年も金銭的余裕とは縁が無さそうだ。今まで、散々好き勝手に散財してきたのだからこれは自業自得だ。今年も節約・節制を肝に銘じて生きていこうと思う。
そんな中で唯一のグッドニュースは、住宅ローンが5年を切ったことだろう。払い終わったら終わったで、リフォームか建て替えが必要になりそうだが、とりあえず人生の足枷と呼ばれる住宅ローンが終われば、そこから新たなスタートを切れる気がしている。
40代後半といえば気になるのが健康だ。
コロナにも罹患せず、ドン底まで落ちた体調も緩やかに上向きになった2020年。今年も感染予防に最大限努めて健康には人一倍気を遣っていく予定だ。
週1のジムには行けなくなったが、週2ペースの早歩きウォーキングは昨年からの週課であり継続中。お風呂上がりのストレッチ&筋トレと合わせて、コチラも2021年の継続させるべき目標だ。
40歳辺りから落ちる体力を繋ぎ止めるには、積極的に運動を取り入れなければならない。若い頃と違い、現状維持は間違いなく下降に繋がる年代なだけに、郷ひろみやGACKTをお手本に頑張ってみようと思う。
あとがき
取り留めもなく書き出してみたものの、抱負らしからぬ抱負もどきになってしまった。
取り立てて華やかな目標や計画などないが、今は辛抱の時と考え、2021年もあらゆる事態に備え生きていこうと思う。
人生は、よくバネに例えられる。
"より高く飛びたいなら、より多く縮んで力を溜め込まなければいけない"
人生には、ギューっと我慢して力を溜め込まなければ時期があるのだ。「縮んだまま人生が終わったどうしよう」とも思わなくもないが、今はまだ辛抱の時、2021年もまた粛々と暮らしていこうと考えている。