離婚に至る経緯は人それぞれだ。
10人いたら、それこそ10通りの事情があるだろう。
パートナーがDVやネグレクトだったり、浮気や他に好きな人が出来たなど、離婚の数と同じだけある複雑な【大人の事情】ってヤツだ。
バツイチと結婚するときに心配なのは、そんな離婚経験者と結婚しても「元奥さんと同じ目に遭わない?」ということではないだろうか?
過去に浮気をしたことがある人間が再び浮気をするのと同じで、一度離婚したことがある人間は、どんな理由があったにせよ離婚することに対するハードルが低くなっている。
よほど改心しない限り「もう2度と離婚はしない」なんて口にするヤツほど怪しいものだ。
そんなバツイチとの再婚を考えた時「前の奥さんの二の舞になりたくない」そう思うのは当然のことだろう。
再婚しても離婚するタイプの見分け方
では実際に、結婚してみないとそれが分からないかといえば、そうでもない。以前結婚していた頃の話しを聞けばその行動から、相手が結婚適格者かどうかを判断することが出来るのだ。
いくら取り繕ったり隠したりしても、結婚不適合者の行動パターンは見分けられるのだ。
では実際に、どういう行動をしていたバツイチだと再婚しない方が良いかをご紹介しよう。
家事を手伝っていなかった
家事を一切やらないタイプの男性は、「男は外で稼いで、女は内で家を守る」そんな昭和イデオロギーに固執した考えを持っている場合が多い。
「家事は一切夫にやらせない」と考えている女性もいるだろうが、出産や体調が悪い時など、24時間365日すべての家事をひとりでこなすことは不可能だ。昭和イデオロギータイプはそういう時でも家事を手伝わない。
また、往々にして「お金はちゃんと渡しているんだから家事くらいしっかりやっておけ」と考えているのがこのタイプの特徴だ。
家政婦もしくは召使いに徹するくらいの覚悟があるのなら良いが、互いに協力し合える夫婦を目指すなら、前婚でも「家事を喜んでやっていた」くらいの男性を選ぶべきだろう。
子育てに協力していなかった
昭和イデオロギーに固執した男性だと、子育ても「女の仕事」と考えている。
お金は出しても育児には協力的しないのがこのタイプの特徴だ。
子育てに協力しない男性は、必ずしも家族で出掛けたり遊んだりするのが嫌いな訳ではない。
むしろ「理想的な家族」を演じるために、積極的に家族イベントには参加する傾向がある。
問題となるのは日常的な子育てだ。オムツを替えたり夜泣きをあやしたり、食事を与えたり寝かしつけたりするのが嫌いなのだ。
この他にも、子供を躾けたり真剣に話したりするのが嫌いなタイプもいる。
この手の男性と結婚すると、「夫がいてもシングルマザー状態」となるのでやめておいた方が正解だ。
家計を任せていなかった
結婚しても「自分の稼いだお金は自分のもの」そう考える男性は、基本的に人を信じることが出来ないタイプの人間だ。
家賃や生活費まで、全て自分で管理しなければ気が済まないタイプの男性は、給料を奥さんに預けないくせに、支出が増えたら相手のせいにする最低な思考の持ち主だ。
「電気代を誰が払っていると思っているんだ」
「誰のおかげで今の暮らしが出来ていると思っているんだ」
こんな台詞を元奥さんに言っていたら赤信号だ。
自分は好きなようにお金を使うくせに、家族が使うお金は無駄だと思っているこのタイプは、基本的にケチな人間が多い。
ケチで他人を信用しないような人間と、50年以上続く結婚生活を果たして送ることが出来るだろうか?
自分の趣味に没頭し過ぎていた
結婚しても趣味を持ち続けることは良いことだ。
問題となるのは没頭し過ぎてしまうことだ。
ゴルフやスノボーにハマっても、趣味のレベルで楽しむ分には良いが、道具にこだわってボーナスを全部注ぎ込んだり、毎週末、家族との時間を趣味に割くようになったら夫・父としては失格だろう。
嘘を平気でついていた
「世の中には良い嘘と悪い嘘がある」と本気で口にするタイプは、自分勝手で我が身を守るために平気で嘘をつく。
人は大なり小なり嘘をつくが、人と信頼関係を築くのに重要なことはお互いが正直であることだ。
小さい嘘をつく人間は、いつしかその大小の判断がつかなくなって、相手を傷付けるような嘘を平気でつくようなる。
嘘をつく人間と付き合うと、信頼が裏切られ傷付くだけでなく、もう二度と信じることが出来ない悲しさも味わうことになる。
嘘を平気でつく人間と付き合っても、いつか必ず裏切られるだろう。
セックスレスだった
長年連れ添えば、回数が減るのは普通かもしれないが、夜の営みが全くなくなるのは別の問題だ。
「性交は子作りのためにするもの」と生物学的に捉えるなら、ある一定の年齢になったらセックスレスでも良いかも知れないが、お互いに肌を合わせることで生まれる幸せや喜びがあると考えるなら、セックスレスはやはり問題だ。
まとめ
如何だっただろうか?これらの傾向が相手に全くないといって安心してはいけない。というのもカマトトぶって本性をまだ見せていない可能性があるからだ。
いざ結婚してみたら豹変した。そんなケースはよくある話だ。
相手がなかなか尻尾を見せない。そんな時に上手に聞き出すコツがある。
前の奥さんとの出会いや、恋愛中の昔の話をさりげなく聞いてみると良い。
男は過去を美化したがる生き物なのに加えて、美化した過去を見せびらかしたい生き物だからだ。
そんな男心をくすぐってやれば、自分で勝手にペラペラ喋り始めるだろう。
今回は、結婚不適合者の特徴をいつかご紹介したが、あなたのパートナーはいくつ当てはまっていただろうか?
付き合っている段階で、これらの行動や言動が出ているなら、一度冷静になって考え直すのもひとつの選択肢だ。